ミルクティーに砂糖を入れて

好きなことと日常のことの記録

ときめきは嘘じゃない、を聴いて

 

ときめきは嘘じゃない。

 

タイトルを聞いた時点で好きだろうなぁ、とは思っていた。わたしはもとから「ときめき」というワードが好きだ。いつからだろう、ときめけるものが好きなのだという自覚があった。

 

心がふわっと浮くような、なにかで満たされていくような、それでいてぎゅっとどこかささやかに締め付けられるような、あの感情が好きだ。そういうものと出会うと世界が前より色づいた気がするのが、きらきらして見えるような気がするのが大好きだ。

 

就活をしていた頃、わたしの軸は「誰かにときめきを与えたい」だった。心がときめくような何かを作って、誰かの日常を少しでも楽しいものにしたいと思っていた。

 

だから、そう。タイトルを知った時点でビビッときたのだ。これはたぶん好きなやつだ、と。

だってときめきの象徴みたいなアイドルが「ときめきは嘘じゃない」と歌うんだ。最高じゃないはずない。

 

そして聴いてみてもその期待は裏切られなかった。本気で泣きそうになった。

 

正解はわからないけど

ここに絶対はないけど

このときめきは嘘じゃない

だから歌ってよ 君らしく

 

 

ここの歌詞を聴いたとき、人生だなぁと思うと同時にアイドルだなぁと思った。

ときめきを感じる瞬間は本当に人それぞれだと思うのだけれど、そのときめきを与えるものが何であれ、それを心の支えにして、それを追って生きるのが、わたしが生きたい人生だと前から思っていた。

人生に正解なんてないし、絶対ももちろんない。だから正しく生きようとこだわりすぎず、心が動いた瞬間を大切にして進んでいきたい。それをそのまんま歌詞にされたようで、人生のテーマソングにしたくなっT。

 

でもそれと同時にとてもアイドルに合う歌詞だなぁと思って、これを歌ってくれている大好きなひとたちに想いを寄せて、また胸がいっぱいになった。

正解がない。絶対はない。人生のそんな要素をアイドルってめちゃくちゃ体現しているなぁと思うんです。

他の職業以上にアイドルには正解がない。マルチタレントである彼らには具体的な辿り着くべきゴールがない。それからもちろん絶対もない。評価基準も変わるし、今の活動をいつまでできるかわからない。そんな不安定な世界であることは私たちファンもよくわかっている。

ここの歌詞はもしかしたら一般的な人生以上に彼ら自身に当てはまっているのかもしれないなって思えて。正解も絶対もない、それから次のフレーズから引用すると「未来もわからない」そんな世界で彼らもときめきを追ってアイドルになって、いまも前へ前へと進んでいるのかな。そう想像するとぐっときた。

そしてそんな彼らの歌う「歌ってよ、君らしく」には「僕らも僕ららしく歌うから」というメッセージが含まれている気がして、よりいっそう好きになるしかなかった。

 

それからここ。

 

はじめは上手じゃなくても

思いつきで踊ってよ

この愛は嘘じゃない

だから笑ってよ 君らしく

 

 

先に述べた通りわたしは「誰かにときめきを与えたい」という軸で就活をしていた。それは、わたし自身の人生が常にときめきを追い求めていたものだったからだ。なにかにときめくと、ほぼ必ずそれをきっかけに世界を広げてきた。

 

この歌詞はそんな気持ちを後押ししてくれているようだな、って。

 

ときめいたことをきっかけにやってみたいと思ったことにどんどん挑戦してみたら良い。そういってもらえるような気がした。

 

うまくできなくても、好きって気持ちは嘘じゃないから、思いついたままやりたいようにやってみたらいい。

ときめきを与えてくれた張本人たちにそう言われるととても勇気が湧いてきます。

 

 

ときめきは嘘じゃない。

ときめきをくれる本人たちから、そのときめきを原動力に日々を生きていく力をくれる最高の曲だったなぁと思う。

 

ここであげなかった歌詞ももちろんとても良くて、応援歌と呼ばれるものではないだろうけど、最高の応援歌をプレゼントされたような気がしている。

 

わたしは来年から社会人だから、本当にこのタイミングで出会えてよかったなって。

へいせいじゃんぷがくれるときめきは嘘じゃない!ときめいた気持ちを忘れずに強く生きていきたいなと思います。

 

 

最後に。作詞・作曲をしてくださった方のツイートが最高だったので貼っておきます。強く軽く毎日踊りながら生きていきたいですね!!!