ミルクティーに砂糖を入れて

好きなことと日常のことの記録

知念侑李のことは「可愛いから好きなのか」という問題

 

 

※新規が書いています。大人になってからの知念くんしか見てきていないオタクの考えであることはご理解ください。

※基本的に行間と文脈を読みすぎるオタクが書いているのでご注意ください。

 

 

「可愛い」という言葉は知念くんを褒める時に一番よく使われる言葉だと思う。異論はない。だって、知念くんといえば可愛い。それは絶対的な真実だし、全く否定する余地はない。

 

それでも、「知念くんが好き!」と話して「可愛い子が好きなんだね!」と言われると、わたしはいつもちょっとだけもやっとする。

 

可愛い子が好きなわけじゃない。

可愛いから知念くんが好きなわけじゃない。

 

どちらの感情なのか自分でもわからないけど、「知念くんが可愛い子だから好きなわけではない」ことだけ、なぜか確信している。

けれど、その感情の輪郭はぼやけたままで、いまいちなぜなのかは言語化できない。

でもずっとできないままなのは悔しい。というわけで、できる限り自分の感情を整理していこうと思い、このブログを書くに至った。

 

とりあえず、一番根幹の部分をはっきりさせるため、ここで一度辞書上の「可愛い」の意味を見返しておきたい。

 

  • 深い愛情をもって大切に扱ってやりたいという気持ち。 
  • 愛らしい魅力を持っていること。
  • 幼さが感じられてほほえましいこと。小さく愛らしいこと。 
  • 殊勝なところがあって、愛すべきと思えること。 
  • かわいそうであること。

(WEBLIO辞書)

 

 

辞書上だけでも「可愛い」には種類があることがわかる。こんなに意味が割れるんだ!?とむしろちょっと驚いた。

 

とりあえず、ここからは一つずつ「可愛い」の意味をとりあげていく。そして、私は「可愛い」と思っているから好きなのか検証していきたい。

 

.かわいそうで「可愛い」

ブログの構成上ここから攻めます。かわいそうで可愛い。知念くんには感じたことはない気がするけれど、実は思い当たる感情だったりする。

 

私は多趣味なので、去年のこの時期、まったく違うジャンルにいた。そして、そのジャンル内で好きだった彼は間違いなく「かわいそうで可愛い」だった。

好きになったキャラクターは幼い頃のトラウマから、人を傷つけることを極度に恐れ、誰にも踏み込めずとにかく人に気をつかって生きている人だった。気の使い方とかがめちゃくちゃ好みで普通に恋でもあったけど、同時に「可愛い」って感情があった。容姿も年にしては幼く、背も低い人だったのは多分関係ないわけではないけど、理由としては実は大きくなかったはずだ。

なんで「可愛い」と思ったのかという問いに取り繕わずに答えると、「生きづらそうなところが可愛かった」と言うしかなくなる。これを認めるまでに実は結構時間がかかって、気がついた時は絶望して友達に「やっぱりかわいそうだから可愛いんだね……可愛いって思うのかわいそうだからなんだ……」なんて話をした。そうしたら、その子は惨めな男が好きだと常々言っていたオタクだった(二次オタです)ので「そうだよやっと気づいたか」と言われてしまった。だから、私は諦めて認めたのだ。

「可愛い」って言葉は肯定的だけれど、ネガティブ面を見て「可愛い」と思うこともあるのだと。むしろ、そのパターンが結構多いことをこの時実感した。

 

でもこのブログには関係ないって? 私もそう思ってた。でも考えている間に、あれ?と気がついてしまった。この感情ないわけじゃなくないか、と。

 

知念くんの舞台が控えていますが(当落怖い)、舞台が決まってから結構あちこちで「すでに演技をする夢を見ている」って話を聞く。これを聞いて「可愛い!」ってなってしまったのは私だけじゃないと信じたい。もうすでに不安なの、不謹慎だけど可愛いなって正直思ってしまった。

けど!!冷静に!!この感情って「かわいそうで可愛い」なんですよね。ナンテコッタ。

プレッシャーを感じやすいその繊細さが愛おしいんだよね……ちょっと生きづらそうで可愛いんだよね……二次元キャラクターならともかく実在する人間に抱く感情としては失礼極まりなくいことは自覚しているけれど、アイドルに向けている好意が気持ち悪くないふり今更できないので正直に書きます。

結局私が思う、知念くんの「可愛い」の中には「かわいそうで可愛い」がある。

 

(あと、これメンバーからの知念くんへの「可愛い」にもあるよね!?って少し思った。知念くんの不安そうな顔を見るのが好きな有岡さんとか……「行きたくない」「やりたくない」って苦手な企画だったりプレッシャーがかかる役割に対して嫌々イヤ知念くん可愛い可愛いしちゃう中島さんとか……そういうことだよね!?って。)

 

でも、大事なのは私が知念くんのことが好きなのは絶対的に「かわいそうだから」ではないこと。

 じゃあなんで知念くんにそんな「可愛い」を見出してしまったのかって聞かれたら、弱みを出すタイミングが上手い人だからだと思う。

ツイッターの方でも話したけれど、私はアニバコンの横アリ初日の知念くんの挨拶が忘れられない。
確かその時はじめて、「昔はなんでもできると思っていたのが、デビューして時間が経つにつれ何もできないことを知り、根拠のない自信がなくなった」みたいな話をしてくれた。もちろんそのあと「皆さんが支えてくれてここまでこられたので、次は僕たちが支えます」みたいな方向でうまくまとめてくれたけど、私はその話がずっと忘れられないままだ。それくらい印象的だったし、なんだろう、本人の言葉で話してくれている感じがあったから、すごく響いた。けど冷静になると、これをじゃんぷにとって思い入れがある横アリ初日で話す知念くん、全部わかってるんだなぁ~!と気がついた。この話を聞いたファンが勝手に知念くんの心情に寄り添ってちょっと苦しくなりつつも、とても知念くんを愛おしく思うであろうことを理解した上で、このタイミングで話したんじゃないかと思えてきた。努力や不安はあまり見せないけれど、的確なタイミングで隠してきたそういった要素を出すのがとても上手い人なんだなとその時から思うようになった。

 

結論が見えなくなってきたけど、前述した通り知念くんに対して「かわいそうで可愛い」って感情がないわけじゃないと思う。でも、それはもちろん知念くんがかわいそうなんじゃなくて、弱みを見せるタイミングがうまいから。ファンが勝手にそれに共鳴して、心情に思いを馳せて、愛おしさを募らせるから、その愛おしさが「可愛い」という感情に繋がっているのだと思う。

だから、やっぱり「かわいそうで可愛い」から好きではないはずだ。弱いところを見て「可愛い」と思わせてくれる、彼の自己プロデュース能力というか、アイドル力が好きなだけなのだ。タイミングを上手く読んで、必要な時に必要な話をしてくれて、ちょっと似てるかもなんて共感させてくれるような人だから好きなだけ。それは「可愛い」から好きとはまた違った感情だとはっきり言える。「アイドルとして信頼できるし、応援したいと思えるから好き」と言葉にするのが一番しっくりくる気がする。

 

2.殊勝なところがあるから「可愛い」

殊勝は「けなげなこと、心なんこと」という意味だ。さて、私は誰かを殊勝で愛らしいと思ったことがないので、少し困った。でも、知念くんの可愛さに「けなげさ」は関係ある気がする。どうだろう。

徹底的につきつめようと思ったので「けなげ」の意味を今度は調べた。「幼く力の弱い者が、困難な状況で立派に振る舞うさまをいう」とでてきて驚いた。いや、確かに、けなげってなんだ病気がちの子とかに使いそうなイメージめちゃくちゃあるけどマジで!?一応「武勇にすぐれているさま」とか「心がしっかりしているさま」って意味もあるけど、殊勝の説明としての「けなげ」は最初の意味だろう。

そして、殊勝なところとか、けなげなところって言われるとわからなかったけれど、「幼く力の弱い者が、困難な状況で立派に振る舞うさまが愛おしい」って言われると、確かにそれは「可愛い」と呼ばれる感情だなとわかる気がしてくる。そして知念くんにまったくその要素がないと思えなくなる。

私が知念さんをそういう目で見ているかはちょっと一旦置いておくけど、メンバー、知念くんをそういう目で見ている節、ないですか?

知念初主演の舞台だから全ステするっていうようなへいせいじゃんぷのメンバー、マジで、知念くんにこの「可愛い」を抱いていない?

実際の知念さんは幼いわけでも、力が弱いわけでもこれっぽっちもないのだけれど、思うにメンバーの知念さんのイメージは十年以上前から大して更新されていない。とすると「幼くて力が弱そう」というイメージは当てはまる。そして、確かに、「困難な状況で立派に振舞っている」とも思えるんじゃないかな、って。

これは持論だけれど、知念くんがかわいがられている理由って結局はしっかりした人であるというのが大きいと思う。隙が少なくて、真面目で、難しそうなことにも挑んで成功させてしまうような人だからこそ、メンバーに愛される。それをあの容姿(デビュー当初のあの容姿です)でこなしてしまうからこそ、「すごいなぁ頑張ってるなぁ」って愛おしくて仕方なくなっているのかなと勝手に思っている。

つまり、そう。「殊勝なところがあって、愛すべきと感じる」は知念くんの可愛さの説明として当てはまると私は思っている。

ただ、私自身が「知念くんは殊勝なところがあって可愛いから好き」と思っているかと言えばそれは違う。むしろ殊勝さそのもの、そしてメンバー愛されているという事実が好きなのだ。

可愛い可愛くないは置いておいて、私は知念くんの努力や姿勢は評価されるべきだと私は感じている。2017年にその年のメンバー内のMVPを聞かれて有岡くんが知念くんを選んだ際の理由が「疲れていても一切顔に出さないから」なのだけれど、なんだろう知念くんのそういう方向でも頑張れるところをめちゃくちゃに尊敬してしまう。自分が疲れていてもそれを出さず、他人に必要以上に気を使わせない。努力を必要以上にアピールしない。結果を出すというところだけじゃなくて、そうやって努力を見せびらかさないところとか、隙をあまり見せないところ、なんて側面も含めて知念くんは殊勝なところがあると言えるのではないだろうか。

でもこういう頑張りって結構見落とされがちだ。結局明らかに頑張ってます!っていうのがわかる方を人間応援したくなる。それは悪いことではないけれど、私はどちらかといえば気を張るのが得意な人間だからちょっとだけ、自分の努力は見てもらえてないんじゃないかなって悲しくなることがある。

だからこそ、愛されている知念くんを見るとそれはもうめちゃくちゃに救われる。なんて言えばいいのだろう。彼みたいな努力の仕方ができる人が報われていることが私にとっては勇気になるし、救いになる。

だからそう。この観点について言うと、やっぱり私は「殊勝で可愛いから」知念くんが好きなのではなく、「殊勝でかわいい」とメンバーに思わせる努力家だから、そしてそんな努力に気がついているメンバーを知念くんを通して知れるからこそ知念くんが好きなのだ。ここでもまた、「可愛い」から好きなわけではないという結論に至る。

 

3.幼さが感じられたり、小さかったりするから「可愛い」

ここからは当たり前に思い浮かぶ「かわいい」の定義って感じがあると思う。まあまあ似た説明が続いていることを考えると、ここでのポイントは「幼い」そして「小さい」。

まず前者に対しては実は私は全力で否定します。個人的には知念くんに「幼さ」を感じたことも、「ばぶ」だと思ったこともたぶん一度もない。だって、普通に、四個も年上の異性なので!??ねえ!???

それに知念くん本当はめちゃくちゃしっかりしていると思っているから、性格的にばぶってこともあんまりない気がする。ジャニーズ歴も長いエリートだから、芸能界とかをよくわかっていないみたいな意味でばぶだとも思わない。

強いて言うなら、中島裕翔さんあたりとひたすら同じおふざけを繰り返しているのを見ると赤ちゃんかな……?って思うんだけど、その程度。それも冷静になれば、我々が見たがっている「ふざけているじゃんぷ」を見せてくれる、幼稚園の先生だなくらいの感覚になる(これもたぶん言いたいこと伝わないのでうまく言語化できたら別で書きます)まあともかく前者は個人的にはあまりない。

ただ、前の項目と同じで、じゃんぷちゃんたちからの「知念可愛い」にはこの要素も若干あるよね!?っと思っている。赤ちゃんではなくても、年下って同い年のメンバーさえ思っている節はめちゃくちゃあると感じる。多分それは前述した通り、彼らの中ではビジュが昔のままなのと、あとはあの人見知りとか、一人じゃ日常生活のこと何もできない感じとか、リードを相手に取らせる感じとかから来ているのかなぁ、と。はっきり知念を弟みたいっていうメンバーも少なくない。

だけど!私は、知念くんは一人にしてしまえば実際一人でなんでもできてしまうタイプだと思っている。まあ人見知り克服は無理かもだけれど、話さなくてもなんとかできる手段を思いつける人ではあるんじゃないかな。つまり、私が思い浮かべる知念くんとメンバーの語る知念くんには齟齬が少しだけあるのだ。
その理由を考えた時、私は知念くんが相手に自然と合わせられる人間だからなのではないかという結論にいつも至る。

私が他メンバーも大好きだということを念頭に入れて読んで欲しいのだけれど、じゃんぷメンバー結構プライドが高い人が多いという印象を個人的には抱いている。いまはみんな丸くなっているからそんなことないけど、昔は多分尖っていただろうなと思う(知らない時代のことに触れてすみません)。その中で、「なんでもできてしまう」イメージがある知念くんがうまくやっていくうえで、仕事で表に出るようなスキル以外「なにもできない」ことってめちゃくちゃ意味があるのでは、と思ったのだ。周りとうまくバランスを取るために必要な要素だったんじゃないかなって。

もちろん知念くんが意図的に「なにもできないふり」をしたとは思っていない。でもなんと言えばいいのだろう。自然と空気を読んで、そうあることを無意識に選び、落ち着くポジションを見つけたのかなと少し思っている。知念くんは、そうやって周りとの軋轢を避ける選択を無意識にでも的確に取れる、視野の広さやコミュニケーションスキルを持ち合わせていると感じるのだ。

知念くんを「幼い」と思ったことはないけれど、じゃんぷメンバーに囲まれると「幼く思われがちな」知念くんは好きだなと常々思っている。知念くんを甘やかすメンバーも甘やかされる知念くんもとても楽しそうで、楽そうで、見ていて嬉しくなる。でも、こういう考え方だからやっぱり「幼さが感じられて微笑ましくて可愛いから好き」なわけではないと思う。

 

じゃあ「小さい」の方だけど、はい。ブログを書き始めてはじめて認めるけど、これに関しては「かわいい」と私もはっきり思っている

だって、背の高い人たちに囲まれているだけでなんかもう可愛くてたまらないし、誰かと話すとき必ず上目遣いになってしまうのもキュートだよね、としか言いようがない。はい、素直に認めます。

というか知念くんが「可愛い」理由、背の低さと全く切り離せないなと思っている。いいか。けなげに見えるのも、幼く思えるのも、かわいそうだなって思えるのも、絶対的に小さくて庇護対象っぽいからだというのは否定できない。だから「小さくて可愛いから好きなんでしょ」と言われたら、それはそうとしか言いようがなくなる。

でもね、それだけじゃないというのはここまで長くこのブログを書いてきたという事実で十分証明できているのではないだろうか。小さいものはかわいい。それは世の摂理だ。小さいから可愛いだけならこんな思考を費やしたりしないし、そもそも「可愛い子が好きなわけではなんじゃないか」と悩んだりなんかしない。

だから小さくて可愛いから好きと認めた上で、声を大にしていいたい。それは理由の一つではあるけれど、絶対にそれだけで好きになったわけではないのだと。

 

4.愛らしい魅力を持っているから「可愛い」

これが一番悩ましい項目だった。ぜならば、「愛らしい魅力」というのは限りなく主観だからだ。これに関しては、私は「私が思う一般的な愛らしい魅力」を知念くんは持ってないと主張したい。

 

さて、読んでくださっている皆さん。一旦知念くんはかわいいという刷り込みを忘れてください。いや、知念侑李についてむしろ忘れてください。できましたか? そうしたら、「かわいい」と思う性格を浮かべてほしい。この際女の子でも子供でもいいです。

 

はい。いったいどんな性格の人物が思い浮かんだでしょうか。

 

私の場合、真っ先に浮かぶ条件が「嬉しいといった感情などがわかりやすい」とか「天然」とかだ。
なんだろう、いい例えがないけど、From.の歌詞に出てくる女の子とか、「可愛い」な、と思う。

けれども、こう考えると、知念くんは全く当てはまらない。彼のリアクションがめちゃくちゃ薄い話は結構良く出てくるし、本人も自覚している。基本的に天然キャラでもない。

というかこの点に関しては、以前も熱弁したので過去ブログを読んでもらえたら嬉しい。(上で触れた内容とも少々かぶりますが)

 

 

sugarmilktea.hatenablog.com

 

 まあ言いたいことを簡潔に言うと、知念くんはそういう一般的な可愛さを持ち合わせてはいないのだ。

 

あとは、そう。可愛いっていうと「ぶりっ子」を思い浮かべる人もいるかもしれない。
知念くん、それも当てはまらないよね。

 

ここで、冒頭に戻るけど「知念くんを好き」というと「可愛い子が好きなんだね」と返されることへの一番の違和感はこれかもしれない。

背の小ささ以外に知念侑李が「一般的に可愛い」ところって何かありますか!?って。いや、ないわけじゃないとはおもんだけど、実は「可愛い」と言われまくるわりには少ないはずだ。

それなのに、「可愛い子」と括られてしまうことが多分私は悔しいのだ。だってなんかそれは知念侑李の良さを一ミリも知らないじゃん!?ってなっちゃうから。

 

と、ここまで書いたんですが……

盛大に今から主張をひっくり返します。

最初に予定していた論の展開と違うので筆者もビビってます。

 

知念くんのこと、実は前にあげたような「一般的な可愛い」要素で「可愛い」と思ったことあるな!?って気がついてしまったんです。

 

例えば、「嬉しいといった感情などがわかりやすいと可愛い」。これは真っ先に違うと否定してしまったけど……あれ?リアクションは薄くても、嬉しそうだったりするのわかるよな!?ってふと気がついてしまった。

残念ながら私は誕生日公演には行けていないのだけれど、そのレポ「で嬉しそうだった」と見て、私は知念くんの嬉しそうな顔がすぐに想像できた。それはつまり、私の中に知念くんの嬉しそう、楽しそうな顔がインプットされているということ。知念くんを見て、「嬉しそうだなぁ」って思ったことがあるということ。それって知念君顔に感情が案外出やすいってことになるよね!?となり、盛大なリアクションをしなくても、知念君、実は感情結構わかりやすく表に出す人だなと気がついてしまった。

一度気がつくと思い当たる節はいくらでもある。

だって、メンバーといるとき明らかに一人の外部仕事より楽しそうだし、ラジオもメンバーとだとわりと声のトーンから変わるし、ゲームしてるときいきいきしてるのわかるし?!!?普通にそういうところ可愛いよね!??あれ!???

 

次にあげた「天然」に関しては確かに実際「天然キャラ」けれど、世の中ギャップ萌えという言葉があってだな……知念くんがたまにうっかりミスみたいなのやらかすと死ぬほど沸くオタクいっぱいいるよね……????そういう可愛さ、ないとは言えないよね。

天然な人が可愛いって「隙があって可愛い」ってことなんじゃないかなって思ってるんだけど、知念くん隙がなさそうに見えて、たまに見せるその隙がめちゃくちゃ威力を持っていること、私は身をもって知ってるぞ……????あれ???

 

それから「ぶりっ子」も違うって言ったけど、あの、例えばプレッシャーかかる役割とかをメンバーの前で駄々こねて避けるのは一種の「ぶりっ子」って言えるのでは……!?言えてしまう気がするのは私だけ!?

 

書いてる本人もこんな論の展開するとは思ってなくて驚いているんですが、ここにきて気がつく。

 

知念侑李、普通に可愛い。

 

でもやっぱり「一般的に可愛い子が好きだから知念君が好き」というのは違うと思っていて。

 

いわゆる可愛い子は「先ほど挙げたような要素を全面に押し出し、自分の魅力として売り出している。もしくはデフォルト、基本的に誰に対してもそういう印象を与えている」のに対して、知念くんは「メンバーやファンの前など安心できる場のみでそういう印象を与えている」と思ったのだ。

 

「可愛い子が好きなんだね」って言われると、「一般的に可愛いと言われがちな性格を全面に押し出すあざとさを持ち、それを売りにしている人が好きなんだね」と言われているか、「隙を他人の前で見せられる人が好きなんだね」と言われているよう少し感じてしまう。だから、「違う!」と思うのだろう。

知念くんは基本しっかりしているのに、そうじゃない要素が垣間見えるのが可愛いのだ。メンバーのこと信頼してるんだな、大好きなんだな、って思えるところが可愛いし、そういう人たちの前だけで覗く素っぽい部分が可愛い。それは作られていない可愛さだからあざとさとは程遠いし、だからってガードは固い方だから天然で可愛いのともわけが違うのだ。

(そして、それを見ているだけの私たちがこんなに可愛いと思うのだから、それはメンバーからしたらさらに可愛くて仕方ないよね……と思う)

 

ここでも知念くんは「愛らしい魅力を持っていて可愛いから好き」だと認めざるをえない。それでも、本来は非常にしっかりしている人だからこそ、気を許した人たちの前だけで見せる、作られていない素の姿が愛らしくて可愛くて好きなのだということは声を大にして言いたい。

 

 

5.深い愛情をもって大切に扱ってやりたいと思わせる「可愛い」 

 

これを最後にしたのは、バレているかもしれないけれど、この感情を「可愛い」というのならば、「私は知念侑李が可愛くて好きである」と認めなければならないとわかっていたからだ。

 

愛情はもちろんあるし、私は知念くんに直接触れられるわけじゃないけれど大切にしたいとは思うし、大切に扱われる環境にいてほしいと願ってしまう。

 

でも、これに関して言えば、誰担でも同じだよね???とも思う。

格好いいと言われるアイドルを推している人からも大体一度は「自担が可愛い」という発言を聞く。結局、そう。好きな人はどこかしら可愛く見えるものなのではないだろうか。
可愛いという感情は愛おしさであり、愛なんじゃないかなって。

 

だからこれに関しては、「知念侑李は可愛いから好き」ではなく、「知念侑李のことが好きで、だからこそ可愛く思っている」で締めたい。

 

これも結局「知念くんは可愛い枠」だと思われてモヤっとするのにはつながるのだ。私はたぶん「知念くんのことがこんなにも大好きだから、知念くんが可愛い」のであり、それは「一般的に可愛い人が好きであり、知念くんがその条件に当てはまるから好き」とはぜんぜん違う。

 

 

思ったより論がとっちらかってしまったので最後にまとめます。自分でもまさか過去の自分のブログに異を唱えることになるとは思っていなかったけど、ちょっとだけ言語化ができた気がするので書けてよかったです。

 

まず私は、知念くんが

・しっかりしている

・努力を表に出す人ではない

・しかし、タイミングをしっかり選びファンが寄り添いやすくなるような言葉をくれるアイドルである

・コミュニケーション能力に長けている

から好きなのだと思う。これは「可愛い」からでは全くなく、むしろ人間として尊敬していて、「格好いい」と思っている要素だ。

 

その上で、

・メンバーが知念くんを可愛がることに救われている

からメンバーに「可愛い」と呼ばれる知念くんを見るのが好きだ。

 

さらに、

・親しい人の前では素直だったりお茶目だったりちょっとわがままだったりするところ

をみて、「可愛くて」好きだと感じている。

 

そしてまあ一番騒ぐのはこの最後の要素に関してなので、「知念くんが可愛くて好き」という印象を他の人が抱くのは全く間違いじゃないのだ。
でも、前提として「可愛い」以外の要素がある上での「可愛い」だから好きなのだということが結局言いたいのだと思う。
格好いいが強い人を推す人がが「可愛いさ」のギャップやられてしまうのとあんまり変わらない。多分。

まあ知念くんの場合、メンバー及び運営からの「可愛い」売りがすごく手厚いので「可愛い」の印象がめちゃくちゃ先行してしまっているというのはあるし、「可愛くて好き!」と思えるタイミングがとても多いのでありがたいなとも思っている。
だから知念くんのファンの多くは「可愛くて好き」なわけではないけれど、もしかしたらそれは好きになって深みにはまってから気がつくのでもあるのかも?なんて。

 

ともかく「知念くんが可愛くて好き」だと思われることへのモヤモヤは多分単純に「それだけが魅力じゃない!」「みんなが思っているような可愛いじゃない!」ということなんだな、と自己解決した。

 

最後になるけれど、「可愛い」に関して、知念くんの好きなところはもう一つある。それは「可愛い」を受け入れてくれるところだ。

元からのニュートラルさなのだろうと思うけれど、年頃の男の子が「可愛い」という言葉を嫌がらず、素直に褒め言葉として受けとめてくれたのは、結構すごいことなんじゃないかなと思う。

自分らしくいることを「可愛い」と評価されるなら、それもいい。そう思える知念くんの心の広さというか自己肯定感と高さというかが、魅力的なんじゃないかなと思っています。(そしてアイドルとしては最高だなと思っています)

多分そんな知念さんだから、尊敬できるし、愛おしくて仕方なくなってしまう。

 

まああとは。結局こんな大好きな人が可愛いくないはずないんだよね~~~~!!!とここにきて考えることを放棄してブログを締める。

知念くんの可愛さは永遠のテーマなのでまた考えは変わるかもしれない。けれどとりあえず今の所、知念くんは可愛いし、可愛い以外の魅力もたくさんあるし、何より大好きだと思える人なので、知念担でいられて私は幸せです。